相続した家に住み続けながら売る「リースバック」とは(群馬県)
リースバックは、自宅を売却したあと、賃貸借契約を結んで家賃を払いながら住み続ける方法です。相続税の納税資金や、兄弟姉妹への精算金が必要で、住まいは変えたくない方に向いています。ただし、売却価格が通常より低くなる場合や、家賃の負担がある点には注意が必要です。
リースバックとは
リースバックは、自宅を不動産会社などに売却し、その後は賃貸借契約を結んで、家賃を払いながら住み続ける方法です。売却代金は、まとまった資金として受け取れます。
相続で、リースバックが選ばれる場面
- 相続税の納税資金が足りず、現金を用意したい
- 兄弟姉妹に、相続分を現金で精算したい(代償金が必要)
- 親が住んでいた家に、そのまま住み続けたい
相続税の申告・納付の期限は、原則として、相続の開始を知った日の翌日から10か月以内です。期限までに資金が必要な場合は、早めに方法を検討してください。
通常の売却との違い
| 項目 | 通常の売却 | リースバック |
|---|---|---|
| 住み続けられるか | 引き渡し後は住めない | 賃貸で住み続けられる |
| 売却価格 | 市場の相場が目安 | 賃貸の条件が付くため、低くなる場合がある |
| 売却後の費用 | なし | 家賃の支払いが必要 |
| 契約の期間 | なし | 契約の形態によって決まる |
契約前に確認したい点
- 賃貸借契約の形態(期間が決まっている定期借家か、更新できる普通借家か)
- 家賃の金額と、将来の改定のしかた
- 住み続けられる期間
- 売却価格と、売却後に払う家賃の合計が、ほかの方法と比べてどうなるか
よくある質問
相続登記が済んでいなくても、リースバックの相談はできますか?
ご相談いただけます。売却には名義変更(相続登記)が必要になるため、進め方をご案内します。
売却したあとは、いつまで住めますか?
賃貸借契約の内容によります。契約の形態と期間を、契約の前に確認してください。
通常の売却より、売却価格は低くなりますか?
売却後に賃貸で住み続ける条件が付くため、通常の売却より低くなる場合があります。家賃の負担も含めて、ほかの方法と比べて判断してください。
この記事は一般的な解説です。個別の事情によって扱いが異なる場合があります。税金や登記については、税理士・司法書士などの専門家にご確認ください。
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執筆・監修:株式会社三ラージ(宅地建物取引業 群馬県知事(4)第6755号) 公開:2026-10-12
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